普通の暮らしに月24万円 京都新聞より
とうとうお金の話でど真ん中をつく話題が出てきました。
額面だけ見ると、24万円も遣うなんて贅沢!と思ってしまいそうですが、よく考えれば、お金ではなく「普通の生活の中身」を見て判断すべきですよね。
このニュースでは、単身の一人暮らしが想定で、1Kのアパートに住み、自炊や外食を含めて月3万5千円(女性)の食費、友人たちなどの飲み会や食事会は月2回(1回3700円)、デートや遊び代に月8千円としたそうです。
光熱費など公共料金代が約2万7千円、旅行など娯楽費も2万7千円、その他支出が2万4千円、税金や保険料が5万円で試算されています。
かなり25歳から離れた年齢の単身者一人暮らしですが、この普通の生活の中身を見て、うわー交際費って高いんだなー、と思ったのは私が枯れているせいでしょうか。そしてン十年前に25歳だった頃、月収は十ン万円代だったのはヒミツでございます。私のお給料安かったです……。
これを香港にざっくり当てはめてみますと……
1Kアパートの物件はほとんどないのですが、一人暮らし用の普通の小さなフラットですと、多分1万ドルくらいではないかと。少し田舎に住めば、8千ドルくらい?しかし安いなあ、という印象ですね。
額面を気にせずにざっくりと普通の生活にかかる費用を挙げていきますと……
住居費(ワンルーム) 1万ドル
食費 4500ドル
光熱費 300ドル
水道代 30ドル
交通費 500ドル
通信費 300ドル
教育娯楽費 3000ドル
その他 1000ドル
税金や保険など 1000ドル
とすると、20630香港ドル?大体2万1千ドルくらいかかる感じでしょうか。
実際にはみんな実家住まいなので、多分1万1~2千ドルくらい使っている計算でしょうね。大卒の初任給がそれくらいなので、まあトントンですかね。しかし、私の様などうしても一人暮らしをせざるを得ない人間にとっては、非常に生活費がかかる都市だと言えるでしょう。