LMI’s blog

香港でOLとペットシッターとボランティアのあれこれ

フランス人でブラジル人でレバノン人とは 1

以前勤めていた会社(の一つ)の上司は、カナダ人でありフランス人で、もう一人はイギリス人でアイリッシュ人で、東京にいた頃の役員も香港人でカナダ人でしたので、別に他人の国籍に関心がなかったのですが、よく考えれば、多くの日本人にとってはあまりなじみがない状態だろうと思います。

 

猫ひ〇し氏が国籍変更の時も話題になりましたし。

 

パスポート2つあると、一方がうっかり期限切れした時にもう一つを使えばいいので、出張者にとっては便利なのです。(秘書にとってはビザ条件が変更したりするので悪夢とも言いますが…苦笑)。だから、世界的に有名な法人の役員が複数パスポートを持っていたのは単に便利だったから、なのだと思います。

 

ちなみにレバノン料理は香港でも少し前からブームで、世界的にヘルシーな料理としてはやっているようですね。

 

それはともかく、またゴー〇氏が日本を出国しレバノンに入国した経路や手段はともかく、彼が東京でどのように生活していたかは興味があります。何しろ、一般に日本ではなかなか保釈というものは認められませんし、巨額の保釈保証金(デポジットみたいなもの)を支払えるのは超資産家に限られますので、一般の逮捕者は(異論はあるでしょうが、素人なのでお許しください)がっつり塀の中(正式には刑務所ではありません)に裁判開始までとどまらなければならないからです。(そして一般に裁判終了まで拘束されます。)保釈については清〇氏の保釈時に現役の弁護士の方がかかれた簡単なコラムがありますのでこちらをご覧ください。

 

NHKによりますと、保釈条件は:

1. 住居は東京・港区の一戸建ての住宅に制限

2. 海外への渡航禁止

3. 3日以上の(国内)旅行は裁判所の許可

4. 妻キャロルさんとの接触は裁判所の許可がないかぎり原則禁止

(保釈日4月25日以降出国まで裁判所は面会を許可しなかったが、ビデオ会議システムを使った面談は少なくとも月1回の2回認めた)

5. 事件関係者との接触禁止

6. 住居の玄関には監視カメラで録画の内容は定期的に裁判所に提出

7. 携帯電話は弁護士が提供したインターネットに接続できない1台のみ

8. 通話履歴を裁判所に提出

9. パソコンは平日の午前9時から午後5時までに弁護士の事務所の端末のみ

という内容のようです。

 

正直、保釈が認められた時点で日本では異例、裁判所も弁護団も頑張りましたね、と思ってしまいますが、多分国際人の〇ーン氏にとっては「こんなに経済が発達した、しかも礼儀正しい法治国家(であるはずの)民主主義国が、こーーーーーんなふざけた法制度を使ってたなんて!中世かよ!」って思っていたのかも知れません。これはもう、文化の違いです(多分)。

 

保釈保証金と著名人というと、田中〇栄氏を思い出したので保釈条件を探しましたが、古い案件なのか探せませんでした。〇リエモン氏がたまたまヒットしたので、堀〇氏が「容疑否認」のまま95日後に保釈されたときは保釈保証金3億円、そして条件が:

1. 住所としてはっきりした住所を届ける

2. 宿泊をともなう旅行などは,裁判所の許可が必要

3. 裁判所の呼び出しには必ず出頭

4. 事件の関係者らと会うのは禁止

5. 事件の関係者らと電話,ファックス,メールなどで連絡を取ることも禁止

6. テレビ出演やインターネットのブログ,株の取引などは認められている

 

ということで、ゴー〇氏の場合の方がちょっとキツめかな、という感じではあります。インターネットがつながらない(弁護士事務所でしか見れない)というのはかなりのストレスだと思います。私が今こうやってこのブログを書いているのも自宅ですし、何か音楽流そうかな、というのもネット使っていますので、単純に不便ですね。)

 

今回奥様が『事件関係者に該当した』のもネックで、東京在住のお嬢さんとはお会いしていたようですが、やっぱりワイフというか、人生のパートナーに毎日会えないどころかビデオ通話もメールすら出来ないのは外国人にとっては受け入れがたいことだと思います。