LMI’s blog

香港でOLとペットシッターとボランティアのあれこれ

「怒っている人の脳は暇なんです」で納得

ネットニュースでのお話。

怒りの沸点が低い人の側に居ると、自分まで暗くなる気がします。

脳内科医に聞いた、怒れる人の脳の中で起こっている意外なこと

telling.asahi.com


は、納得の内容でした。普通忙しい時は、怒っている暇もエネルギーもないと思うんですよね。つまり、興味がないと怒りすら湧いてこないので、怒っている知人や上司や同僚に出くわすと、まだいろいろ物事に関心があって羨ましいな、と感じてしまうのです。

 

昔は色々怒っていた気がします。環境に対して、自分に対して、社会に対して。いろいろ。

 

でも今は……何でしょう、結局怒りは何もならないことに気づきました。きっかけは多分ボランティア活動だったかもしれません。当時勤めていた会社で募集された活動に参加したのですが、いくつかの老人家庭に寄付物資をもってお邪魔しました。そこで「老い」の現実と幸福感の「格差」(充実して楽しいという方と文句ばかりの方の両方にお会いしました)を目の当たりにし、こういった感情は純粋に個人の見方、心の持ちように寄るのでは、と思い始めたのです。自分の内心で何か心残りや後悔があって、それが出来ないからネガティブな感情を生産しているのかも、と思い至り、じゃあその後悔を取り戻せるものは取り戻そう、と思い動物関連のボランティアやその他をやり始めた、という訳なのです。そうなると毎日が忙しく、他の事に関心を向ける暇もありません。

 

昔は色々怒っていて、怒りをどうコントロールするかを研究しましたが、今は怒りを覚えることもほとんどなく、言ってみればあらゆることに無関心に。どちらがいいのかは分かりませんが、自分の生活で忙しくて精いっぱいの現在の方が、自分としては幸福度が高いです。

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