香港で健康保険に入ってみる 3
SMSが入って1か月、実は何も起こりませんでした。
普通なら申請が通っただの、reject(却下)だの、足りない書類だのの連絡が来るはずですが、何もありません。
とうとう電話をしました。もちろん、ネットワークの方ではなく、その母体の保険会社にです。
「(あなたの)請求なら、領収書のオリジナル待ちです」
「どういう意味でしょうか?」
「弊社に領収書原本を送っていただければ、(請求の)処理手続きをいたします」
「通知は来てないようですが」
「ブローカー(保険代理店)に連絡済ですよ」
なんと、ブローカーが保険会社からの連絡を握りつぶして(言い過ぎ?)いたのです。もしかしてブローカーの登録を間違えたのかも、と思い、社名を確認すると、あっていました。
このブローカーさん、今の会社で初めて使ったのですが、これがまあ、連絡は遅いわ、メールは返答ないわ、英語でも中国語でもコミュ障だわで、散々なのです。前任者の紹介だから、簡単に切れないのですが、本当に困ってしまいます。
しかしある香港人の友達に愚痴ったところ「(今の)ブローカーなんて連絡つくだけましよ、(ふつうは)役に立たないもの」とのこと。やはりここで他人に頼らず組織に頼らず、自分で切り抜けるのが香港流のようです。
とりあえず必要書類を郵送してみました。