LMI’s blog

香港でOLとペットシッターとボランティアのあれこれ

HRTについて 1

 

 

年齢が年齢なので、専門医にかかる頻度が多くなっています。最初は緊張していたものの、最近はすっかり「餅は餅屋だしー」「香港では普通に専門医行くしー」などと年齢を棚に上げてうそぶいております。

 

自動車免許も同様でしたが、HRTについても、香港での体験談がほとんど全くなく、私は大変驚きました。少なくとも、漢方医のような何か特効薬があるのでは、と思ったのですが、知る限りでは、ハーブに毛の生えた(例えが過激でしたら申し訳ありません)正直S〇RSの板藍根のような、そんな対処方法にかないようです。

 

何か理由があるのだろうと思い、ずっと資料を探していたところ、2006年のガイドラインを見つけました。

http://www.hkcog.org.hk/hkcog/Download/Hormonal%20Replacement%20Therapy%20Revised_2006.pdf

それ以前の2000年から2003年の間のWHI(Women Health Initiative)の研究発表もありましたが、相似している日本の論文(https://www.jstage.jst.go.jp/article/kmj/56/2/56_2_119/_pdf)もあり、この研究は香港独自のものではなく、世界規模で行われたものでした。

 

今の会社の健康保険ではありませんが、以前の会社の医療保険は超絶素晴らしく、ほぼどんな治療も100%カバーしてくれるものでしたので、興味のあった(そして年齢を考え)専門医に診てもらって、HRTを始めることにしました。しかし、メリットもありデメリットもあります。出来得る限り自分で理解しようと思い、ネットを駆使して日本語と英語で研究発表を探しまくりました。

 

なので、大病院の予約を取り、専門医に診てもらったときには、自分で方針を決めていました。(嫌味な患者ですね。)意外なことに、女性のお医者さんだったのに、彼女はあまりHRTに賛成ではありませんでした。どうやら、香港では好意的な見方が少ないようです。こういう時は、「自然の摂理に任せる」という、ご立派な諦観がおありだったようです。