LMI’s blog

香港でOLとペットシッターとボランティアのあれこれ

HRTについて 2

「自然の摂理に任せる」

「無くなったということは、身体が必要ないと判断したこと」

など、言うのは簡単です。しかし、身体が不調であれば、それを何とかしようとするのが医学だと思います。そうあるべきです。

熱があって辛いから、お医者さんに診てもらったら、お医者さんが「あなたはウィルスに感染していて、体内でウィルスを殺すべく体温が上がっている。だから、解熱はしない方がいい」「高熱のままにしておきなさい」そういわれたら、患者はどう感じるでしょうか?

 

ホットフラッシュで大量の寝汗が出ても、「ホルモンのバランスが崩れているだけだから、夜中は何度も着替えて寝るようにしなさい」と言われている感じを受けてしまいます。(実際私は大量の寝汗が出て、2時間ごとに替えてもぐっしょり、夜は熟睡できませんでした。)

それは医学でしょうか?

 

大昔、まだ原因が不明だったころならともかく、今は、ピルも薬局で買える時代です。ネットでなら、ほとんどのおクスリが手に入ります。そんな時代に、「自然の摂理」を説かれても、違和感しかありませんでした。私はそのお医者さんと何度か「丁寧な話し合い」をした挙句、ようやくHRTを始めることが出来ました。

 

もうとにかく、デメリットしか述べないのですね。心臓病のリスクとか、血栓ができやすくなるとか、代表的なリスク要因です。そんなものは、ネット上にあふれている情報で、とどのつまりは「処方したくない」につきるのです。女性なのに、女性の問題が分かってもらえないのは、とても寂しく思いました。