LMI’s blog

香港でOLとペットシッターとボランティアのあれこれ

嘘をつく

「うそつきは泥棒の始まり」と親から(ヒステリック気味に)言い聞かされた子供(私)であっても、「うそも方便」という言葉が世の中の真実であることを知っていました。

 

「私たちはウソをつきます。ウソをつかなければ、生きていけないでしょう。」

心理学総合案内こころの散歩道 より)

お世辞を言ったり、相手を傷つけないように良かれと思ってその場で同調してみたり、小説もドラマも真実でない以上うその一部であるとか。うそをつくのは得になるからつくのであり、得にならなければ人間はうそをつかないのだそうです。それはそうですね。

 

先日のタレントさんお二方の会見を受けて、その(元)所属会社の社長さんが会見したので、またYou〇ubeで見てみました。これは長かったです、5時間以上だったんですね。

 

私は下着1枚で猫を抱いていた姿しか知りませんでしたが、確かにその方が会見していました。その姿を見て、私は自分が年を取ったんだな、と改めて思いました。だって、いかにも若かった(ビンタしてた)人が、みるからにおじさん……(無言)。

男子は変わるとは思ってましたが……。

 

会見後皆さん色々おっしゃってて、当事者や関係者の方々とか反応もテレビやその他媒体でやってますので、会見内容についてはここでは控えますが、個人的には猫抱いて入ってきてほしかったです(無責任意見)。

 

下着は会見でやるとアレなので(スメハラ?セクハラ?)背広に猫なら許されたんじゃないでしょうか?昔ガキの〇い見てた一ファンとしては、期待してたのに……。すべりまくったボケについては可哀想としか感想がなかったです。せめて、今謹慎中(多分?)の若手芸人(彼らはまだ会社の所属)のネタを入れて回答するとか……。うその報告を最初にした(そして会社を辞めると言ってる)人の処分撤回をアピールしてもなあ、と思ってしまいました。

 

でもやっぱり芸人とういか、芸能界というか、やっぱり自分の夢をもってそれを追ってしかも信じてる人たちの集団は、エゴあり欲あり何でもありながら、プライドをもって仕事をしているのだな、と感じました。それに会社組織というものがうまく寄り添い切れてないのが現状というか、サラリーマンでも脱サラして自分で会社作ったり、副業をして自己実現したりするので、一連の流れを見ると、そもそも既存の会社組織というのが、そういう人たちとは相容れないのかもしれないと思わせます。

 

しかも会社もあの芸人さんも、最初は保身で(「軽くみていた」というそもそもの気持ちが無意識に保身から来ていたのでしょうし)うそをついたのですが、今のところ得はしていないように思えます。

 

しかしこれを乗り越えれば、会社として、芸人として、業界全体として、大きく進化を遂げるのかも知れません。そういう意味では、風通しのよい職場で羨ましいですね。